2024年7月4日から7月7日までイタリアのミラノで開催された第19回世界剣道選手権大会。
この記事では第19回世界剣道選手権大会の試合結果をお伝えします!
ぜひ最後まで読んでみてくださいね。
大会の様子を撮った写真は全剣連Flickrからご覧いただけます。
代表選手たちの表情を至近距離で撮った写真は見ごたえありです!
2024世界剣道大会試合結果は?
試合のスケジュールは以下のように行われました。
■7月4日(木)
女子個人戦(予選リーグ、決勝トーナメント)
■7月5日(金)
女子団体戦(予選)
男子団体戦(予選)
■7月6日(土)
男子個人戦(予選リーグ、決勝トーナメント)
■7月7日(日)
女子団体戦(決勝トーナメント)
男子団体戦(決勝トーナメント)
【試合結果】女子個人戦
■優勝 近藤 美洸選手
■準優勝 末永 真理選手
■第三位 佐藤みのり選手
妹尾 舞香選手
ベスト4は日本勢がすべて独占!
迎えた決勝戦は末永選手、近藤選手ともに小手を1本ずつとり、延長戦へ。
延長2回開始直後、近藤選手の小手が決まり優勝が決まりました。
女子個人戦決勝はこちら↓
LET’S KENDOより
【試合結果】男子個人戦
木村選手、大平選手、松﨑選手の予選リーグが先に始まりました。
3選手とも3戦全勝で予選リーグ突破!
続いて星子選手の試合は46試合目とかなり後の方でしたが、予選リーグ3試合とも2本勝ちで決勝トーナメント進出を決めました。
決勝トーナメントともなると外国人選手も手強いな・・と感じる場面も。
延長戦にもつれ込む試合もありました。
そして女子同様男子もベスト4すべて日本が独占!
ここからは安心して観れる!!
ライブ配信のコメント欄にも「ここからは全日本選手権だな」といった声がありました笑
準決勝の組み合わせが以下です。
■準決勝
松﨑選手ー木村選手 松﨑選手 勝利
大平選手ー星子選手 星子選手 勝利
そして松﨑選手ー星子選手の息をのむ決勝戦。
世界の大舞台でこの二人の試合がみれるなんて、なんて贅沢・・。
世界最高峰の剣士同士の決勝戦、
延長4回の末、面を決めたのは星子選手でした!
■優勝 星子 啓太選手
■準優勝 松﨑賢士郎選手
■第三位 大平 翔士選手
木村 恵都選手
試合が終わり面をとったあと、星子選手が涙ぐみながら九州学院の米田先生と抱き合っていた姿が印象的でした。
しかも決勝の相手は連続3回負け続けているライバル松﨑選手というのがまたドラマですよね・・泣。
星子選手の涙をみて、日の丸を背負って闘う重圧と世界タイトルを獲るという目標を達成するために、一般人には計り知れない苦悩と努力があったんだろうなと胸が熱くなりました。
最後のインタビューまでみてほしい・・。
【試合結果】女子団体戦
7月5日に行われた予選リーグではトルコ、ドイツ、フランスと争い、日本は全勝で決勝トーナメントに進みました。
【予選リーグ試合結果】
日本5(10)ー0(0)トルコ
先鋒:水川 晴奈選手
次鋒:川合 芳奈選手
中堅:松本 智香選手
副将:高橋 萌子選手
大将:渡邊 タイ選手
日本5(10)ー0(0)フランス
先鋒:松本 智香選手
次鋒:竹中 美帆選手
中堅:妹尾 舞香選手
副将:高橋 萌子選手
大将:渡邊 タイ選手
日本5(10)ードイツ0(0)
先鋒:水川 晴奈選手
次鋒:川合 芳奈選手
中堅:竹中 美帆選手
副将:高橋 萌子選手
大将:渡邊 タイ選手
【決勝トーナメント試合結果】
日本5(9)ーハンガリー0(0)
先鋒:川合 芳奈選手
次鋒:松本 智香選手
中堅:竹中 美帆選手
副将:渡邊 タイ選手
大将:妹尾 舞香選手
日本5(10)-イタリア0(0) ベスト4進出!
先鋒:水川 晴奈選手
次鋒:松本 智香選手
中堅:妹尾 舞香選手
副将:高橋 萌子選手
大将:渡邊 タイ選手
準決勝 日本5(10)ーオーストラリア0(0)
先鋒:水川 晴奈選手
次鋒:竹中 美帆選手
中堅:高橋 萌子選手
副将:妹尾 舞香選手
大将:渡邊 タイ選手
決勝 日本4(7)-韓国0(0)
先鋒:松本 智香選手
次鋒:高橋 萌子選手
中堅:竹中 美帆選手
副将:妹尾 舞香選手
大将:渡邊 タイ選手
■優勝 日本
■準優勝 韓国
■第三位 アメリカ
オーストラリア
女子団体戦はもう圧倒的に日本が強い!!
素人目からみても日本と他国のあいだにはまだまだ差があるなと感じられました。
決勝の相手は韓国でしたが日本相手に1本もとれず。
若い選手の活躍も目を見張るものがあり、日本女子の層の厚さを目の当たりにしました。
鍋山先生の解説ありがたい・・。
【試合結果】男子団体戦
男子も女子と同じく7月5日に予選リーグが行われオランダ、ポルトガル、タイと争い、日本は全勝で決勝トーナメントに進みました。
【予選リーグ試合結果】
日本5(10)ーオランダ0(0)
先鋒:星子 啓太選手
次鋒:宮本 敬太選手
中堅:松﨑賢士郎選手
副将:竹ノ内佑也選手
大将:安藤 翔選手
日本4(7)ータイ0(0)
先鋒:大平 翔士選手
次鋒:宮本 敬太選手
中堅:星子 啓太選手
副将:竹ノ内佑也選手
大将:安藤 翔選手
日本5(10)ーポルトガル0(0)
先鋒:大平 翔士選手
次鋒:松﨑賢士郎選手
中堅:草野龍二朗選手
副将:竹ノ内佑也選手
大将:安藤 翔選手
【決勝トーナメント試合結果】
日本5(10)ーハンガリー0(0)
先鋒:星子 啓太選手
次鋒:宮本 敬太選手
中堅:松﨑賢士郎選手
副将:竹ノ内佑也選手
大将:安藤 翔選手
日本5(10)ーカナダ0(0) ベスト4進出
先鋒:星子 啓太選手
次鋒:宮本 敬太選手
中堅:草野龍二朗選手
副将:竹ノ内佑也選手
大将:安藤 翔選手
準決勝 日本5(8)ーフランス0(0)
先鋒:星子 啓太選手
次鋒:草野龍二朗選手
中堅:松﨑賢士郎選手
副将:竹ノ内佑也選手
大将:安藤 翔選手
決勝 日本3(4)ー韓国1(3)
先鋒:星子 啓太選手
次鋒:松﨑賢士郎選手
中堅:草野龍二朗選手
副将:竹ノ内佑也選手
大将:安藤 翔選手
■優勝 日本
■準優勝 韓国
■第三位 フランス
アメリカ
すべての試合結果の詳細は全剣連ホームページでご覧いただけますよ。
男子決勝戦は予想通り日本と韓国でした。
星子選手、松﨑選手が先鋒と次鋒って!
ぜったいこのチームと戦いたくない笑
しかし予想外に韓国選手が強くなっていて「え?ちょっとこの試合わからないかも・・」とハラハラ。
星子選手、松﨑選手がそれぞれ1本勝ちでしたが、中堅戦で草野選手が2本とられてしまいます。
草野選手は上段の選手なんですが、日本監督陣が「韓国はまだ上段対策が不十分なのでは」と踏んで草野選手を起用したとか。
ところが韓国は日本の予想をはるかに上回るくらい対上段ができていて、完全に胴を狙われてしまいましたね。。
流れが韓国有利に傾いてしまった状態で迎えた副将戦、日本チームは竹ノ内選手。
竹ノ内選手が出てきてくれただけでなぜか安心してしまうのですが、
なんと竹ノ内選手も韓国に1本先取され、手に汗握る展開に!
ライブ配信のコメント欄も大荒れでした笑
しかしその後竹ノ内選手が2本取り返し、この時点で日本の優勝が決まりました。
「自分の後ろには安藤主将がいてくれる。自分が2本取れたらラッキーくらいの気持ちでのぞんだ」という竹ノ内選手。
とはいうものの日本の剣道ファンはみんな「やっぱり竹ノ内だよね!!」と思ったはず。
日本の守護神であることに間違いないですね!
男子決勝戦。鍋山先生は竹ノ内選手が2本とれると分かっていた!!
2024世界剣道大会試合結果は?まとめ
男子、女子、個人も団体も日本が優勝しました!
しかし外国の選手たちの活躍も目を見張るものがありましたね。
次回第20回世界剣道選手権大会の開催場所は日本に決定しています。
そのころにはまた沢山の若い剣士たちがしのぎをけずっていることでしょう。
これからも日本剣道界から目が離せませんね。
日本代表選手のみなさん、おめでとうございます!
そしてお疲れさまでした!!