日本剣道界の怪物、竹ノ内祐也選手。
剣道界において10年に1人の逸材と言われている選手です。
2015年、2018年に続き、2024年7月4日(木) から2024年7月7日(日)にかけてイタリアのミラノで開催された第19回世界剣道選手権大会の代表選手としても活躍されていました。
この記事では竹ノ内佑也選手の経歴や学校、彼女はいるのかなどをまとめています。
竹ノ内佑也選手のプロフィール、経歴
竹ノ内佑也選手の剣道で大事にしていることは?
竹ノ内佑也選手の彼女は、結婚は?
この記事を読めば竹ノ内選手を深く知ることができます。
ぜひ最後まで読んでみてください。
【剣道】竹ノ内佑也のプロフィール
名前 | たけのうちゆうや |
段位 | 六段(2024年6月時点) |
生年月日 | 1993年6月3日生まれ |
出身地 | 宮崎県 |
身長 | 178㎝ |
道場 | 高岡練士館 |
中学校 | 宮崎市立高岡中学校 |
高校 | 福岡大学付属大濠(おおほり)高校 |
大学 | 筑波大学 |
職業 | 警察官 |
幼少期
当時七段のお父さんが教えていた高岡練士館で剣道を習いはじめます。
このとき竹ノ内選手は3歳。
のちに「怪物」と呼ばれる剣士の英才教育はここからはじまりました。
その才能はやがて開花し、12歳のときに全日本選抜少年剣道個人錬成大会で準優勝しました。
中学から高校まで
2008年全国道場少年剣道大会中学生男子の部で優勝。
その後剣道の強豪校、福岡大学大濠高校へ進学しました。
2年生から大将をつとめ2010年、2011年の玉竜旗剣道大会で2連覇を達成。
そして高校3年時の2011年のインターハイ団体決勝戦。
相手は強豪小山高校でした。
先鋒が一本勝ちし、次鋒は引き分け、中堅、副将は小山高校が1本ずつとり、
竹ノ内選手が一本取り返せば代表戦、二本取らなければチームが負けてしまうという超プレッシャーな場面!
いざ試合がはじまると開始10秒もたたないうちに竹ノ内選手の2本勝ちで勝負あり!
福大大濠高校の優勝が決まった瞬間でした。
圧巻の一言です↓
大学生以降
福大大濠高校を卒業後剣道の名門筑波大学へ進学。
1年生からレギュラー入りした竹ノ内選手は全日本学生剣道選手権大会で3位、全日本学生剣道優勝大会で優勝という成績をのこします。
そして大学4年のときに出場した全日本剣道選手権大会で史上最年少で優勝。
剣道において最も強い年齢は30~35歳と言われていますが、大学生が日本剣道最高峰の大会でチャンピオンに輝いたことで世間は騒然となりました。
当時のドキュメンタリー番組「情熱大陸」で竹ノ内選手の特集が放送されたほどでした。
ちなみにこの時の全日本の決勝の相手は國友錬太郎選手。
大学4年のときに出場した2015年第16回世界剣道選手権大会では個人で準優勝、団体で優勝。
2018年世界剣道選手権大会でも団体で優勝を果たしました。
2023年は全国警察大会で大将をつとめ、劇的な逆転勝利に導きました。
この全国警察大会で優勝することを最大の目標にしていた竹ノ内選手。
「警視庁の大将は大役。自分の前のポジションにいる後輩たちがどれだけ頑張ってきたか知っている。メンバーを絶対優勝させたい」
という心の強さが身についたと語っています。
その10日後に開催された2023年全日本剣道選手権大会。
学生の時の初優勝してからそれ以降結果が出せず「勝たなくてはいけない」という気持ちに囚われすぎなのではと考えたという竹ノ内選手。
「楽しみながらやってみよう」と考え方をかえ、ベスト4に入りました。
そして迎えた2024年世界選手権。
決勝では強豪韓国に押されていた場面で見事二本勝ちで、日本の優勝を決めてくれました。
ここぞというときに頼りになる男、さすが竹ノ内選手ですね!
さらに2024年第72回全日本剣道選手権大会では、21歳で初優勝から10年ぶり2度目の優勝を果たしました。
全日本の前に行われた警察大会では個人も団体も成績がふるわず、今までにないくらい落ちこんでたという竹ノ内選手。
筆者も会場で観戦していましたが、1回戦から延長なしで時間内に決めてくる竹ノ内選手にものすごい気迫を感じました。
この大会にかける執念というのでしょうか・・
きっと会場にいた誰もが感じたはずです。
竹ノ内選手自身も「全日本選手権にかけていた」という言葉通り、決勝も見事2本勝ち。
会場が歓声で包まれました!
決勝の相手、合屋選手もすごかった!
【剣道】竹ノ内佑也 剣道において大事にしていることは?
小さいころからの厳しい稽古の中でお父さんから教わったこと。
それは、
最後まであきらめないこと
終了の笛が鳴るまで、どんな状況でもあきらめずに攻め続ける。
そうすることによってはじめて自分より強い人に勝てるようになる。
竹ノ内選手の剣道をみているとまさにこれを体現しているなと感じます。
それは一瞬の隙を逃さないスピード、技の精度、そしてなにより恵まれた体型から繰り出されるパワフルさにあらわれていますよね。
ちなみに筆者は2023年全日本選手権の観覧時に試合後ファンに応じる竹ノ内選手に遭遇しました。
本物は想像以上に大きくて勇ましくて、カッコよかったです!!
しかもファンに対しての態度が紳士で優しくて、ますます応援したくなりました。
【剣道】竹ノ内祐也の彼女、結婚は?
竹ノ内選手は結婚されていて娘さんもいます。
2024年の全日本選手権は10年ぶりの優勝を果たしましたが、奥様とお子さんから「パパがんばって」と声援をうけて大会に臨んだようです。
2024年が結婚7年目でなんと11月3日が結婚記念日だそう。
これ以上ないプレゼントですよね!
決勝のとき静まり返る会場に「がんばれー!」という小さい子の声が響いたんだけど、もしかしたら竹ノ内選手のお子さんだったのかな・・なんて思ってみたり。
【剣道】竹ノ内祐也の経歴がヤバい!まとめ
竹ノ内佑也選手についてまとめました。
剣道に対する向き合い方を変えたという竹ノ内選手。
これからどんな剣道をされていくのかとても楽しみです!
最後まで読んでいただきありがとうございました。